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ルパン三世の忠臣蔵
前から気になっていた「ルパン三世(新)」の「作戦名は忠臣蔵」が朝方CSで放送があった。
赤ジャケの新しいルパンのワン・オブ・ゼムなので、宮崎駿&高畑勲が手伝っていた、旧・ルパン(緑ジャケ)が好きだったあたしにとっては荒唐無稽がすぎるハナシだったが、逆に赤ジャケ世代の、一回り年下のうちのスタッフは面白かったみたい。
や、アタシも面白かったです。



<あらすじ>
歌舞伎座で忠臣蔵を見てたルパン一家。号泣する五右衛門にあきれながら中座して「つまらない」とロビーでつぶやいているルパンの前に吉良上野介の幽霊が出てきて意気投合。吉良邸跡に「おたから」が埋まっているという情報を得る。
そんなとき、大臣から「いつまでもルパンを逮捕できない」事をなじられた警視総監・浅野がその大臣に対し暴力事件を起こしクビになる。彼を慕っていた銭形は復讐心をこめてルパン逮捕にいっそう力を入れる。

各ディティールもいいかげんだし、コレを作るにあたってなにか調べたようすもないし、とるにたらない内容であるが、「そういうもんだ」と思ってみてると罪のない、好感が持てる作品だ。
アタシ世代はどうしても旧・ルパンの思い出やその後の「カリオストロの城」が良すぎて、新・ルパンに後ろ向きになりがちだが、とにかく「別物」なのだ。

コレが放送された70年代に比べると、いまのテレビアニメは独特の進化を遂げ、1話1話のクオリティがすごく高い。
この当時、宮崎駿がこの「新・ルパン」に2話だけたずさわっているのだが、異常にクオリティが抜きんでており、カネはかかるわキャラが違うわで局側から受け取りを拒否されたそうである。
この「作戦名は忠臣蔵」のメチャクチャさ加減を見ると「さもあろう」と思う。
| もりいくすお | - | comments(0) | trackbacks(0) |
仮面の忍者赤影
テレビ番組の共演者が忠臣蔵出演者であることなんかは当たり前のことなのであるが、先回のダブル浅野のように、特別な編成であるときは面白いからココで話題にしちゃう。

今回は赤影と白影。
これ、親子なんですなー(^∇^)。

赤影…坂口祐三郎…奥田貞右衛門編笠十兵衛
白影…牧冬吉…奥田孫太夫幸四郎版・大忠臣蔵



さて
「仮面の忍者赤影」がどうして見てて気分がいいのかと思ったら、もちろんビジュアルの奇抜さにも釘付けなのだが、お兄さんとおじさんと子供が対等に仕事をしてるんですな。おたがい敬意を払って。赤影は常にニコニコしてるし。素晴らしい作品です。

忠臣蔵もそういう表現になってますな。
階級を取っ払ってみんなで働くという。
実際は元・下級武士さんはうとんじられてたらしんで、まったく赤影のニコニコした世界とはイコールではありませんが…
(#^o^#)
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お墓のいま…
年末公開の映画「最後の忠臣蔵」の主人公・寺坂吉右衛門のお墓は現在、未公開であります。
このひとは討ち入りに参加しているが途中でいなくなっている謎の多いヒトで、途中からいなくなってるだけに泉岳寺のお墓には彼は眠っていない。
彼のお墓は麻布の曹渓寺というところにある。
しかし、現在一般の人はお墓参りできない。
それどころか、寺の前にかかげてあった案内板も、パイプだけ残して肝心な文言の部分が撤去されている。



さいわいご住職にお話がうかがえた。
要約すると、これまで大勢の知らない人が断りもなしにドカドカ入ってきて寺坂の墓を見に来たというのだが、周りの墓の上に乗っかったり、はなはだマナーが悪かったそうなのだ。

たしかに寺坂さんのお墓は小さく、見学するには適していないスペースにあるので、大勢で来ると近所の墓の敷地に踏み込まないとみんな一緒にガイドさんの話が聞けないのだろう。
しかし、そのガイドさんもハタ持って案内して、コレが「無断」というのだからご住職が怒るのも無理はない。

さて、この曹渓寺と田町の間くらいに、大石主税や安兵衛を預かった松平隠岐守が荼毘に付された三田済海寺がある。
こちらには図体の大きい、殿様のお墓がいっぱいあるのだが、一般の人のお墓の敷地が確保できないってんで、大きいお墓がどんどん隅っこに追いやられてるという、不思議なレイアウトが確認できます。
ちなみに松平の殿様のお墓も手前にどんどん一般の人の墓を分譲しちゃって、草ぼうぼうになっておりました。



この画像の中央の、奧の丸いのがソレ。

なんかなー!

いろんなお墓事情を見学いたしました。
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正月映画「最後の忠臣蔵」
最初2011年公開予定って聞いていたから、だいぶ先かと思ってたら今年の年末公開だったんですね!
「最後の忠臣蔵」
特報がかっこよく仕上がってます。>公式サイト

新正堂のジン先輩からポスターを分けていただきました。



しかし身分の低い連中にしては、役所広司は貫禄あるなあ。
テレビでは香川照之だったけど、ちょうどよかったですな。

寺坂が「大石様に隠し子…」って驚いてるシーンが特報にあるけど、そんなに驚くことかな?
ま、特報なんで本編と扱いは違うのかもだけど。
とにかく、大石に隠し子っていうのがことさらうたい文句のようですからな。そういうプロモーションなのでしょう。
テレビ舞台を見る限りでは、この作品のいいところはもうちょっと違うところにあるんですよね。
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東京新聞サンデー版
荷物の整理をしておりまして、いっぱいファイルがあったりするワケなんですが、フと一冊めくってみると、東京新聞サンデー版なる新聞の記事が出て参りまして「討ち入り」が図説で丁寧に特集されておりました!



もうまったく、わたし、これを保管した記憶が無くてビックリしたんですが、どうやら、やっぱりもともと好きだったんですねえ。急に数年前になにかが憑依したもんだと思ってましたが…(笑)
このぶんだと意外にいろんなところからお宝が出てくるのか!?<じぶんち

あ、この記事は1999年の暮れのものです。



意外に詳しいかんじなんですよね。
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